【2016/10/7】世界の気になるニュース / 出来事
最近の気になること3つです。
・アメリカ大統領選の影響
・欧州の政治・金融システムリスク
・原油価格
ドイツ銀行の経営危機は、金融システムリスクに包含しました。
いい感じに欧州全体がどうすんだろうという局面に見えます。
ブレグジットの影響がふわりと市場を襲っていますし。
世界全体から
世界経済の減速と保護主義
保護主義とは、自国の産業、経済を守るために、貿易障壁を設ける(要は関税)ような反グルーバル化に基づくような政治をする主義かな。
ここで話題になるのは、世界経済の減速は、保護主義が勢いを伸ばしたことによりもたらされている風潮。
でも、これは逆だと思っています。
世界経済の減速が、自国に影響を与え、それを移民政策とかそこらへんの問題にすげ替えてナショナリズムとか反グルーバルとかを煽っているだけ。
実際に、世界の貿易障壁は取り除かれているし、むしろ貿易の拡大が世界経済の成長を象徴していた認識。近年は縮小中。
これは、産業の構造変換することを後回しにしていた新興国が、供給のバランスを崩し、在庫が行き場を失ったんでしょう。
故の貿易規模の縮小、世界経済の減速の発生。だから、原因と結果が逆。
遅ればせながら構造改革を始めるらしいけど、このつけは大きい。
中国とかはGDPとかは世界経済の2位だけど、国民1人当たりのGDPは先進国に及ばない。特に大陸行けば行くほど。
しばらくは、新興国の産業構造の改革で成長は鈍るけど、米国以外は金融緩和の姿勢でマネーが余っている。まだ、米国も回収できていないけど。そうなると、行き場の失ったマネーが実体経済と乖離した資産に集まり、バブル形成中、完成とかね。
そう見ると、リーマンショックとかと毛色は違うのかな。
原油価格が50ドル行ったけど、それ以上行くの?
減産期待で動いているので、OPEC会合の結果と実際の輸出とか、産出の量を見て判断かしら。
僕は投機家じゃないので、先を予測してお金を向けるとかしないし、傍観者。
むしろ、日本における原油が占めるエネルギーコストが気になるしだい。
お次は日本
日銀と邦銀
日銀の金融政策により、邦銀はけっこう厳しい状況が続いている。
マイナス金利による収益の下押し圧力が強いとのこと。
この前の日銀の発表では、長期金利をコントロールして0近傍に持ってくとのこと。
これは、邦銀への配慮ととっていいのかな。
日銀の国債購入の規模に余地を持つためにも聞こえたけど。
収益構造の変革を迫れるのは変わらないでしょう。
フィンテックも味方か敵か。
海外与信も膨らんでいるから心配。
電子決済の普及加速するかな
新興国では電子決済の市場規模は今後も増えていきます。
各企業にとってメリットもありますし、普及は加速するでしょう。クレジットをとるだけはやめてほしいけど。
日本でもiPhone7が発売され、とうとういユーザもスマホでのコンビニ支払いとかが日常になる。チャージとかもクレジットカードですぐにできちゃうし。
電子決済って日常生活を送っていると、どっちかというとネットの世界のイメージ。
アマゾンとか楽天とか。
それが、インフラが整えれば、いよいよ日常でもキャッシュを持たなくても生活できるようになる。
ものを持って移動したくない私としては嬉しいけど、都市部ぐらいだろうなぁ。そんなことできるの。
フェリカが強いので、ガラパゴス化はすることがないと思うけど。
政府統計もしやすいでしょし。正確になるし()。
ひっそりインド
インドでドラえもんの放映が禁止?
インドでドラえもんが放映禁止のピンチを迎えている。
単純に言えば、子供への悪影響が発生しているらしい。
要は、インドの子供達がのび太化することが懸念。
そんな馬鹿なと思うものの、日本でいう初期のクレヨンしんちゃん状態なのかな。
逆にドラえもんになれという教育をすればいい。と思ってみたり。
こうゆうところからもお国柄が見える。ときもある。
アメリカです。
大統領選は引き続き気になるけど、どっちが有利になった不利になったとかは特にない。今の所、ヒラリー有利。「でも、イギリスの例があるから」が決まり文句。
グーグルがAIを搭載したスマホとかハード事業に力を入れるらしい。
昨日はハードよりソフトだよって言ってた矢先にこのニュース。
まぁでも、AI搭載したスマホってソフトっぽくない?(←)
人工知能の程度によるけど、自己管理の領域を人工知能と共存関係にするのかしら。
ちょっと商品性が見えてこないのでなんとも。
まぁまだ頑張るって言ってるところだからいつになるかは不明。
合理的な行動を促すようであれば、ケンカしかしない。
くるかAIバブル。2000年を思い起こす。
そして欧州
欧州が難民の対策方法を転換してる
トルコがあてにならないのと、入り口は複数あるからね。
国レベルからEUレベルで国境警備に当たるとか。
難民問題は歴史に乗るんでしょうね。
欧州の資本市場は大丈夫??
先週はドイツ銀行が危ないんじゃないの週でしたが、(今週はアメリカのお上と交渉するとして、一旦懸念は退いていますが。それにドイツ自体も防ぐ方に動くでしょう。)他にも、イタリアとかにも資本規制として懸念がある銀行もちらほら。
難民というハードな問題も、ドイツ銀行とかイタリアの銀行とかがほんわり匂わす
ソフトな部分も、ブレグジット(イギリスの脱退)など難問多いですね。
他人事じゃないですけど、欧州はトルコ含めて注視だなぁ。
他にも、為替の動きが激しいのが今週でしたね。
日本の株はそれに反応したけど。
でも為替の要因を紐解くとそんあポジティブな内容じゃないと思っています。
それでも今週はリスクオンの姿勢が目立ってました。
原油価格とかドイツ銀行の懸念の後退とか。
それでも、先々にブレグジットの余波とか、中国のバブルとか、難民問題、フィリピンのアメリカとの距離など、アジア、欧州はポジれない。
ではでは。
来週は記事の更新時間を午前帯にしようと誓うのでした。
夜に更新されても見る側は、困るよね。鮮度的に。