【2016/10/11】ニュース見て思ったことちょろっと
原油もじわりと上がり、相場は上げてますね。
ちょっと先を見たときに、情勢に影響を与えそうなニュースをまとめてます。
あと、まとめ方変えようかと。
私が注目している下の3つを中心に展開します。
見逃せない面白そうな情報はその他として扱います。
最近注目は3つです。
・アメリカ大統領選の影響
・欧州の政治・金融システムのリスク
・原油価格の行方
まずは、アメリカの大統領選
昨日第2回の大統領候補の討論会がありました。軍配はどっちだろうか。また話した内容は??
アメリカのメディアはヒラリー氏に軍配をあげたみたいですね。
あんまり内容は建設的ではなかったようですね。トランプ氏の差別的な言動を集中的に攻めていた模様。最近だと、民族、宗教的な差別より女性蔑視な発言がやりだまに上がってます。今回はそこに焦点をあててヒラリー氏が攻めたってことですね。
ただ、政策とかもうちょっと先に何を実現して、アメリカをどのようにするか。っていう建設的な部分が報道されないのが困る。
よく見る2人政策は、
トランプ氏
・不法移民の抑止
・国境管理の強化
・対中姿勢を強気に
・オバマケアは廃止
・自由貿易協定の破棄、見直し(NAFTAもターゲット)
・税金を下げる(法人税率など)
ヒラリー氏
・犯罪司法制度の改革
・大学の学費負担の軽減
・移民制度改革
・最低賃金の引き上げ
・男女の賃金格差の是正
・オバマケアの拡充
・TPPは見直し
・減税はしないものの、中低所得者配慮
2人に共通しているのは、「強い米国」です。どちらが大統領になっても内向きは変わらないでしょう。
トランプ氏有利とか、ヒラリー氏有利とかネット、メディアで情報合戦みたいな状態です。そのため、どっちが有利とか、大勢がきまったとかわからない!
ただし、直近で言えば、共和党の候補のトランプ氏に対して、共和党の上下議員が次々と支持を撤回しているみたいです。主要メディアもヒラリー氏を支持。
イギリスの状況に似ているのかな??
欧州の政治・金融システムのリスク
今欧州で注目しているのは、
・ドイツ銀行の経営不安
・ブレゲジットの本流
・イタリアで保護主義が表立ってくるかも
です。
欧州全体で保護主義の火種は巻かれているけど、表立ってきたのはイギリスとかオランダとかそこらへんかと。あとは火種は各所にあるけど、表面化はそこまでしていない。
ただ、ドミノは倒れ始めたという人はいる。
ドイツ銀行、交渉失敗
アメリカ司法省への和解金の減額交渉はうまくいかなかった模様。
まだ、確定していないからなんとも。Twitterでちらほらとみただけだからまだわからない。
ただ、増資はどちらにしても動く模様。後は、20倍超えのレバレッジ効かせていたバランスシートを縮小とか事業分離とか。
イギリスは特に動きなしかな。
原油価格はじわり上昇中
久々に中東、ロンドン、ニューヨークと50ドルを突破してます。
今週にOPEC周辺で非公式の会合するらしいので、そこで何がでてくるか、でてこないかですかね。
そのほか
パリ協定の批准で、日本まだしてなかった。しかも、パリ協定の発効予定の11月4日も間に合わないかもしれない。
中国の批准、アメリカの批准を見誤ったって。
えっ!?て感じ。
最近保護主義って言葉をどこかしらでも見てる気がする。新聞とか、Twitterとかでニュースのヘッドラインで出てくる。セットにされるのは、脅威とか政治のリスク。
今年のラスト、来年の政治のトレンドは保護主義の台頭ですね。
アメリカ大統領選が勢いを与えてしまうと、各国対応にエネルギー使いそうですね。そうなると、移民政策も細ったり、経済縮小が起こったりと思ったり。最近ネガティブキャンペーンしかしていないので、楽観シナリオを模索しはじめます。
奇跡も魔法もあるんだよ。
ではでは〜。