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2つのことを気をつけたら相手の印象がぐーんとよくなった話【話す技術】

会話はやっぱり技術

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自分ではそうではないのに「くらい」と言われたことないですか?

自分ではそうではないのに「元気がない」と言われたことないですか? 

自分ではそうではないのに「つめたい」と言われたことないですか?

 

ちなみにこれは僕が言われたことのある「相手からの印象」です。

 

そのうちどうにかなるでしょうって基本的に放置。

 

最近社交場デビューすることがあった僕は、とりあえずノープランで突撃。玉砕。

こりゃいかんと思いました。

 

なので、人生の転換点、四面楚歌、排水の陣、臥薪嘗胆と改善を決意。

 

性格を明るく、振る舞いを元気に、接し方を温かくできる。

そんな人間になりたい

 

うん、それは無理。

 

ということで、まずは表面上を繕うため話す技術の模索を始めました。

ほら、話し方を変えたら人格崩壊して、人間性に影響与えるかもしれないし。

 

いろんな本、伝え方の技術で大ベストセラーになったものとか、とにかく色々な本を読んだ結果、もっとも簡単に実践ができ、もっともすぐに良い効果が目に見えたものが2つありました。

 

1つ目は、「ファ」の音で話す。

2つ目は、できるだけ「擬音語」を入れる。

 

この2つの効果はめちゃんこよかった。話す前に気をつければ、簡単にできることなのでやってみることをおすすめ。

 

これを集中的に1日実験した後に、人づてに印象を確認したところ、「とっつきにくいかと思いきや違った」とか「思った人と違う」などの印象が良い方向に変わりました。

少なくても、冒頭の3つの印象はなかった。簡単やな

 

もう少し、詳しく解説しますね。

 

ファの音を出す

音程の正確さは関係ないです。

単純に自分の感覚でドレミファソラシドの音程を駆け上がってください。

このとき、「ファ」あるいは「ソ」で地声のトーンの領域から一段階上がっています。

 

この一段階上がった状態、僕はギアセカンドと名付けています。この状態になれば無敵です。そのトーンを維持しつつしゃべれればおっけー。

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簡単ですよね?でもこれの効果は絶大です。

 

ちなみに私は実践投入する前に、仲の良い人にいつもの地声(「ド」のトーン)とギアセカンド(「ファ」のトーン)で変になっていないか確認しました(声がうわずった感がしていたので)。

 

その人からは、「違和感なし。むしろ、キアセカンドの方がこっちとしてはしゃべりやすい」と言われました。個人的にはギアセカンド状態はなんかハスキーかなっと思ってたけど、聞く側からすればそうではないようです。

 

また、話の抑揚をつけたい場合は、大事な場面とか、言葉つなぐときにさらにもう一段階ギアをあげ、サード状態までいくと印象が強く残せました(「ソ」)。

 

ここはまだ結論出せてないのですが、話すときの強調は、大きさではなく、トーンでやるのがベターかと思っています。大きな声は圧迫的。トーンはハリがでる?みたいな。

 

注意することは、疲労がたまるほどギアセカンド状態は解除されやすくなるので集中が必要でした。疲れると単純に地声のトーンに落ちやすくなります。

 

擬音語を入れれる時は入れる

これもシンプルです。

 

以下が例です。

擬音語なしのなんてことない言い方

「昨日、帰っている途中に何か爆発するような音がして、音の方をみたら花火があがっていたんです。テロかと思いました。怖くて変に疲れました。」

 

議論後を入れるだけでこんなにも変わる

「昨日、ふーっ今日も1日終わったなーって帰っていたら、いきなりドーンって音がしたんですよ。なんだなんだって音の方をみたらちょうどパーって花火がきれいに打ち上がっていたんですよ。もう、疲れもすーっとぶっ飛びましたね。」

 

同じ話でもこんなに違います。思わず、震えますね。擬音語入れるだけで話の奥行きがこんなにでてきます。ようは、長嶋茂雄になればいいのです。

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しかも、なんとなく感受性の高さを下の文から感じますね。人間的。

 

単純に「急に雨が降ってきた」と「急に雨がザバーっと降ってきた」で見てみても、話への引き込み方が違いますね。これは落語にも通ずるものがあります。 

全て擬音語を入れていると、話が長くなるので、盛り上がりが欲しいときに入れるってことが大事と思っています。もしくは、掴みとして使うとき。

これはちょっと慣れが必要です。慣れるまでは多くてもいいから使えるときは使うことをおすすめ。コントロールできるようになったらポイントポイントで使えればオッケー

 

この2つだけで話すのが楽しくなった

実際、話すのが楽しくなりました。僕は単純な人間です。やっぱり、相手が悪印象を持つことがないしゃべり方ができていると思えることは大きいです。目に見えて相手の顔に緊張感がないのを感じるとさらにしゃべりやすくなります。

 

ファの音で話す」、「擬音語を入れれる時は入れる」是非使ってみてください。初めは気恥ずかしいのですが、相手はむしろ好意的に受けるので気にせずに。

 

よく考えてみると、まんがでセリフを読む時、自然と「ファ」の音で脳内再生していませんか?まんがのシーンシーンで抑揚つけるため擬音語みたいなの使われてますよね?どーんとか。自分が好意的だと思っているのも「ファ」の音なのかと思う、秋の夜長かな。

 

最後にいろいろ読んだ中で、ベストな本。これ1冊で足りる。というかこれが実践できていれば他の本はいらないと思います。

超一流の雑談力

超一流の雑談力

 

 

同僚の中で一番うけたもの"笑顔で「ネガティブ発言」(もちろんファの音)"

編集後記というか本筋とは関係ないので、締めた後につらつらと。

例えば、仕事をお願いされ、断る時はいつも、

「無理です、、ね、、」(ド)

という感じになり、これは「ド」の音になりがちです。申し訳なくもあるので。そうなるとどよーんとした空気になります。

 

これを、なかなかの笑顔で、

「無理です」(ファ)

に変えることで、一気に笑いが生まれ、場が和んだというエピソード。それだけです。でも最強の組み合わせかもしれないと思っています。ちなみに、その後、その仕事は無事僕のところに降ってきました。

 

ではでは〜